移住者インタビュー

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2023年9月29日

興味があれば即実行!新潟は来ればいいところだと分かる!!

移住者名 原島 研一郎(はらしま けんいちろう)さん
移住年月 2020年7月
移住スタイル Iターン
年代 30代~40代
家族構成 単身
職業 株式会社無計画 取締役 兼 ディレクター

概要

私は埼玉県秩父市の出身です。東京への憧れがあって都内の専門学校へ進学しましたが、卒業後の数年はクラブに通って音楽活動を行ったり、アパレルブランドを作ってみたり、フリーターとしてやりたいことをして過ごしました。
25歳前後から社会に出た周りの友人たちがだんだんと経験を積んでいく中で、自分の人生について真剣に考えるようになりました。遊びの延長でグッズをデザインすることがあったり、絵を描くのが元々好きだったこともあり、「デザインなら好きなことを仕事にできる」と半年間の職業訓練プログラムを利用してデザインとWEB制作を学びました。その後、地元のグラフィックデザイン会社に数年勤務しましたが、「もっとスキルを磨きたい」と考えて再び上京することを決めました。東京の制作会社での勤務を希望する上で考えた時に、当時一番興味があったWEB制作会社「株式会社LIG」(*1)に運良く転職をすることができました。
転職をした時はちょうど変革期で組織改革が行われていた大変なタイミングでしたが、今となっては良い経験を積むことができました。その経験となるディレクションスキルは今も役に立っています。前職のLIGでリモート勤務をしながら新潟へ移住し今年2月に退職、その後「株式会社無計画」の取締役 兼 ディレクターとなりました。

 

注釈(*1):2007年にWeb制作会社としてはじまったLIG。はじめの目標はWebの世界で「Life is Good」を実現すること。2022年「Webサイト制作と面白ブログを運営している会社」から「グローバルな開発体制で企業のDXを支援する会社」へ、コーポレート・アイデンティティ(CI)を一新。

 

移住したきっかけ

新型コロナウイルスの影響です。コロナウイルスが蔓延し始めたところで早々に会社の勤務形態がリモートワークに切り替わりました。自宅で2、3ヶ月リモート生活をしていましたが、人とも会えない、外でも遊べない時期が続きだんだんと窮屈に感じてきて、東京での生活に意味を感じなくなっていました。そして仲の良い同僚の森山と小松の3人で地方移住を検討し始めました。
新潟と言えば子供の頃に行った海水浴のイメージしかなくて、生活をするイメージが一切ありませんでした。しかし、森山が「新潟はご飯がすごく美味しいし、人も優しい」と勧めてくれたのでゴールデンウィークに2泊3日で3人で新潟市を訪れました。行き当たりばったりで道を聞いたり、お勧めのお店を聞いたりするとみんな親切にしてくれて、県外の人に対してオープンな街だなと思いました。実際にご飯もお酒も美味しくて、良い印象しかなかったので、そのまま引っ越し先の下見をして移住を決めました。さらに、その一ヶ月後には引っ越しをして新潟市での生活が始まりました。本当に勢いですね。
もう一つの理由は私の仕事がどこでも業務ができる職種と環境だったことです。基本的にはすべてのクライアント様にリモートでの対応をご承諾いただけていたので、新潟でも東京と同じ仕事をすることができました。都心から2時間圏内なのでもし何かあってもすぐに出社ができるのも新潟市を選択した理由の一つです。

新潟へ移住してよかったこと・苦労したこと

魚、ご飯、お酒が美味しいことに感動しました。近所のスーパーで新鮮な野菜や鮮魚を良心的な価格で買えることにも驚きました。枝豆を食べた時は「枝豆ってこんなに美味しいんだ、こんな味がするのか」と驚きました。新潟が当初の予想をはるかに超えた食の宝庫だったこと、四季を通してさまざまな食材を楽しめることが喜びですね。
二番目は夏の気候がとても快適で過ごしやすいことと、海も山も川もある地の利点で、東京に居た時よりも外出が増えました。新潟は海、温泉、スノーボードなどアクティブなことがしたい私にはとても都合が良く、県外にも出る必要がなくなりました。
あえて苦労していることを言うなら地理的な問題で、新潟は縦に長くて広いので県外に出づらいかもしれません。また私たちのクライアントの7〜8割は都内や県外の企業なので、基本リモートだけの関係になっていることがあり、お客様に会いづらいですね。

また冬の天気が心配されますが大雪の時以外は気にならないです。私は元々スノーボードをするのでもっと雪が降って欲しいと思うくらいです。ただ市内の道は雪が積もると凸凹になるので慣れないと車の運転はしづらいと思います。

新潟へ移住を検討している方へのメッセージ

私と同様の環境でリモートワークができる移住検討者の方はまずはお試しで移住をすぐにしてみてはいかがでしょうか。体験移住ができるところもあるので、1週間くらい宿泊先を確保してやってみてはいかがでしょうか。意外と行動すれば移住が出来てしまうことが分かるので、まずは考えずに行動することをお勧めします。それは僕らが実際に行動して可能だったことが分かったからです。この記事を読んで少しでも移住したいと思った方は、ぜひ明日から実行してみてください。それが僕の一番のメッセージです。新潟は来ればいいところだと分かるので、まずは一度来ていただいて枝豆を食べてみてください!

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