日時:11月21日(土)10:00~13:00
会場:とみやま農園
参加者:学生3名、受入担当1名、白根農家さん1名
■ 概要
このプロジェクトは、農作業のお手伝いやインタビュー等を通して、南区白根地域の果樹農家さんの実態を調査し、発信するもの。9月下旬から様々な農家さんのもとで農作業のお手伝いをしてきて、10月22日の中間ミーティングで、このプロジェクトの成果物として、農家さんの人柄や果物の魅力を発信する冊子をつくることになりました。今回は、その冊子づくりのため、農家さんにインタビューを行いました。
■ インタビュー
本日は、学生2人がとみやま農園の富山喜幸さんの指導のもと、ブドウの樹の枝剪定を手伝い、その後にインタビュー(その詳細は、農家さんの人柄や果物を伝える冊子に掲載する予定)。
この日は偶然BSNテレビも富山さんの取材を行っていました。その模様はNHKワールドで放送されるとのこと。
富山さんからは「農業大学校で果樹を学び、卒業後農園を立ち上げたが、5年間無収入だった」という話があり、非常に衝撃的を受けました。「農家を続けるには相当な覚悟が必要」とのこと。
「プラムの栽培を始めたのは、栽培農家で一番になりたかったから」という富山さんの言葉からは負けず嫌いの一面が垣間見えました。
また、「人に贈りたいと思える果物を作る」「口に入るまでを想像して作る」が富山さんの農家としてのモットーとのこと。プラムの産地としては有名でない新潟でありながら、県外からの注文が半分以上というのは、このような富山さんの姿勢から生まれたものと感じました。
「将来的にはワイン用のブドウを栽培し、独自のワインを作りたい」という夢を語った富山さん。ワインでも一番を目指す!
■ 今後の予定
引き続き、冊子づくりのためのインタビューを行っていきます。
新潟市ではオンライン移住相談窓口を開設しています。
新潟市への移住を考えている方、興味のある方、どんどんご質問ください。また、転職相談のエキスパートであるにいがた暮らし・しごと支援センターに転職について相談することも可能です。ぜひお気軽にご利用ください。
相談可能日:
月曜日から金曜日(祝日、閉庁日以外)10:00~17:00(最終受付16:00)
土曜日 10:30、13:00、14:30 全3回
・相談時間は1時間程度です。
・転職相談希望の場合は、移住相談と合わせて1時間30分程度です。
Webミーティングシステム zoomを用いた対面式での相談になります。
アプリのダウンロード https://zoom.us/download
予約希望日の前日(土曜・日曜・祝日を除く)正午までにお申し込みください。
予約確定後、ZoomミーティングルームへのIDおよびパスワード、URLをメールにて送付いたします。
日時:11月9日(月)18:00~21:00
会場:松浜こらぼ家、有限会社タマキ
参加者:学生2名、受入担当2名、阿賀野川ござれや花火実行委員2名
■ 概要
このプロジェクトは、「阿賀野川ござれや花火」を運営する実行委員会の方にインタビューを行い、裏方の想いや花火の魅力を発信する動画を制作するもの。前回に引き続き、実行委員会の方々へのインタビュー動画の撮影を行いました。
■ インタビュー
今回は、実行委員会の2名の方にインタビューを行いました。
1人目は、出店管理部 部長 五十嵐 靖 さん。
出店管理部は、主に露店の設営管理を行う部門。花火大会当日は、露店の方々への声掛けや見回り、周辺の清掃を行うそうです。五十嵐部長はこの仕事のやりがいについて、「露店の方に喜んでもらえること」と笑顔でお話してくださいました。
また、「新型コロナウイルス感染症の影響はありますが、来年の8月25日には花火を打ち上げて、多くの方に喜んでもらえるよう、実行委員会メンバー一丸となって頑張りたい」と来年への抱負を語ってくださいました。
2人目は、副実行委員会長 企画担当(企画部・煙火部) 玉木 伸寿 さん。
企画担当は、花火のプログラム編成を担う企画部と、花火の打ち上げ準備を担う煙火部の統括を行います。この仕事について玉木副会長は、「事故のリスクが伴うので緊張感があるし、企画会議も大変だけど、花火に直接関わることができる部門なので、やりがいがある。」と話してくださいました。
また、「子どもの頃や運営に関わる前は、花火は当たり前だったけれど、関わってからは、”誰かがやらなければ花火は上がらない”、”メンバーは地元愛で動いている”ことを知り、当たり前のことではないと感じている。」「40年以上続いている花火だが、花火だけではなく、松浜地域の人のつながりを引き継いできている。なにがあってもこの灯は消せない。」と語ってくださり、花火運営に対する熱い想いを感じました。
「ござれや花火は、仕事としてではなく、地元の人で上げている花火。リーフレット一つとっても、地元の人が作ってくれた、”想い”が詰まったものだから、余っても捨てられない」のだそうです…!
■ 今後の予定
引き続き、学生がインタビュー動画の撮影を行っていきます。
日時:10月26日(月)18:00~20:30
会場:北新潟商工会館
参加者:学生3名、受入担当2名、阿賀野川ござれや花火実行委員2名
■ 概要
このプロジェクトは、「阿賀野川ござれや花火」を運営する実行委員会の方にインタビューを行い、裏方の想いや花火の魅力を発信する動画を制作するもの。今回は、前回の模擬インタビューを踏まえて、実行委員会の方々へのインタビュー動画の撮影を行いました。
■ インタビュー
トップバッターは坂上副実行委員長。
坂上副実行委員長は「ござれや花火はこの地域になくてはならないイベントとなっている。この地域のシンボル、誇りとなっている」「ござれや花火を見て、観覧者が喜んでくれることがやりがい」「実行委員のみんなと仲良くなれること」等、ござれや花火に対する自分の想いや意義を話してくれました。
「どんな形であれ、ござれや花火が今後も長く続いて欲しい」という坂上副実行委員長の言葉が非常に印象的でした。
2番目は近藤観覧席部長。
近藤観覧席部長は「有料観覧席の販売が主な役割で、売り捌くのが非常に難しい」、「ござれや花火の一週間前の天気予報で、花火当日が晴れ予報だと観覧席が多く売れる」など、実行委員としての苦労話をしてくれました。
「実際、令和2年のござれや花火は中止となり、仕事に専念できたが、やはり花火がなく、物足りなかった」という近藤観覧席部長の話から、実行委員としての活動が生活の一部になっていることがうかがえました。
引き続き、学生がインタビューを行っていきます。
日時:10月22日(月)17:00~20:00
会場:南区役所
参加者:学生5名、受入担当1名、コーディネーター2名
■ 概要
このプロジェクトは、農作業のお手伝いやインタビュー等を通して、南区白根地域の果樹農家さんの実態を調査し、発信するもの。9月下旬から様々な農家さんのもとで農作業のお手伝いをしてきましたが、今回は、中間ミーティングということで、これまでの農家体験の振り返りや今後アウトプットとしてなにをつくるか話し合いを行いました。
■ 中間ミーティング
① 情報共有
プロジェクトの中間ミーティングということで、久々に学生5名が集まりました。各自が行った農家体験を振り返り、印象に残ったことを発表することで、互いに情報共有を図りました。
「ル・レクチェを1年で10万個収穫しているため、繁忙期には本当に人手が足りていない」、「市にはもっと農薬を使えと言われるが、絶対使わないのがプライド」「1代目の果樹農家で、最初の5年間は無収入だった」などという農家体験したからこそ聞ける、生の農家さんの声を伝えてくれました。おみやげで多くの果物をもらったそうです。
学生が感じた農家さんの反応としては、「どの農家さんもみんな嬉しそうにしていた」とのこと。
② プロジェクト成果物のアイデア出し
次に、農家体験を踏まえ、学生がこのプロジェクトで取組みたいアイデアを出し合いました。
「農家の一日を新聞で随時紹介する」、「農家あるあるクイズを作る」、「季節の移ろいを伝える写真集を作る」など様々な意見が出されましたが、5人で話し合った結果、「農家さんの人柄や果物を伝える冊子を作り、そこにQRコードを付けて動画(学生作の新作)に誘導する」という「冊子×動画」に落ち着きました。