新潟市 移住・定住 情報サイト HAPPYターン

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移住経験インタビュー

仲宗根さん「古町芸妓という仕事に憧れて新潟に来ました」

移住者名 仲宗根 杏樹(なかそね あんじゅ)さん
移住年月 2018年4月
年  代 10代~20代
家族構成 単身
職  業 古町芸妓(柳都振興株式会社)

移住までの経緯・概要

新潟市に住むきっかけになったのは、私の仕事である古町芸妓(ふるまちげいぎ)の存在を知ったところからでした。生まれも育ちも沖縄の私は、新潟にはまったく縁もゆかりもありませんでした。“新潟”と聞いて思い浮かぶものと言えば、お米がおいしいということくらい。そんな私が、沖縄で大学生の時に就職活動をしていた頃、ある日の深夜にたまたま古町芸妓を取り上げた新潟のテレビ番組の再放送があってそれを観たのです。そこで古町芸妓のことや、それを運営する柳都振興(りゅうとしんこう)株式会社という会社の存在を知って、興味を持ったのです。その後、電話で会社に連絡を入れたところ、社員として芸妓を募集しているということだったので、会社見学に訪れました。その上で、新潟で芸妓として働くことを決め、2018年の3月に大学を卒業して、4月に新潟に移住して、古町芸妓として社会人生活をスタートさせました。

きっかけ

芸術系の大学で音楽を専攻する学部に所属し、琉球舞踊や和楽器を学んでいたのですが、卒業後は沖縄県内で就職するつもりでした。印刷会社や博物館などの試験を受けましたし、自分自身、県外に出るなんて思ってもいませんでした。

その一方で、私には“新潟”という言葉に触れる機会がいくつかありました。例えば、高校時代の担任の先生が新潟市のりゅーとぴあに三線を弾きに行った話を聞いたり、大学時代には沖縄に新潟の日本舞踊の先生が来ているという情報を耳にしたり、テレビ番組『ブラタモリ』で新潟市が紹介されているのを観たりしていました。どれもその場にいたわけでもないですし(笑)、たまたまですけど“新潟”の2文字が印象に残っていたのだと思います。そして、決定的だったのは大学4年生のある日の夜に沖縄でテレビ新潟の番組の再放送があり、古町芸妓を紹介していたのを観たことでした。古町芸妓が会社組織として成り立っていることを知り、仕事として芸妓さんになりたいと思ったのです。その後、会社見学のために新潟市に来た際に、長い歴史と芸妓文化を大切にし、育んでいこうとする会社や姐さんたちの思いに共感できたので、新潟に来ることを決めました。

よかったこと・苦労したこと

会社見学で初めて新潟市に来る前は「新潟=お米」という印象が強かったので、新潟駅を出たら、一面の田んぼが広がっているものだと想像していました(笑)。なので、都会的で大きな街に驚きました。でも、お米のおいしさは想像通り、いや想像以上でした。実は沖縄で暮らしていた頃、私は白米が苦手だったのです。ところが昨年、会社見学で新潟市に来た際に、夜ひとりで小料理屋さんに夕飯を食べに行ったんです。その店で、〆に出されたのが塩だけで握ったおにぎりで、それが感動的なおいしさだったんです。白米のおいしさはもちろんですけど、新潟は何でもおいしくて食のレベルが本当に高いと感じます。私は食べることが好きなので幸せですし、「ちゃんと食べている?」と心配して連絡をしてくる沖縄の両親に、「次に帰るときは、太っているかも」と答えています(笑)。

また、もうひとつ何より良かったのは、この仕事に憧れて新潟に来たので、会社のみなさんや芸妓の姐さんたちに出会えたことです。まだまだ新米なので、踊れる曲も少ないですし、学ぶことばかりですけど、親身になって接してくれる姐さんたちがいるので芸妓としての仕事が楽しくて仕方ないです。

移住を検討している方へのメッセージ

私自身もそうでしたけど、一度でも新潟に来てみることで、それまで抱いていたイメージが大きく変わり、いろんなことが知れると思います。私の場合は就職活動として、会社見学を目的にわずか1泊2日程度でしたけれど、想像やインターネットで調べるのと、訪れてみるのとではまったく違うと実感したからです。私は実際に新潟に来てみて、いい印象をたくさん受けましたし、だからこそ新潟に来ることを決めたわけです。なので、新潟での暮らしを考えている方は、ぜひ一度旅行がてら来てみてほしいです。

また、新潟の方が言っていたのですが「新潟は東京などの首都圏に行きやすいから、若い人がどんどん出て行ってしまう」という言葉を耳にしました。それを聞いて、裏を返せば帰りやすい場所でもあると思ったんです。食べ物はおいしいし、新潟で出会う人はみなさん優しい。だから、新潟出身で私と同世代の若い人たちには「帰りたくなったら、最高の場所が待っていますよ!」と言いたいです。また“新潟は杉と男は育たない”という言葉もあるようですが、私はよく育つ杉を見つけて、新潟で結婚したいと思っています(笑)。

柳都振興株式会社