新潟市のシンボル。初代は明治19年(1886年)に架橋。昭和4年(1929年)に竣工した現在の六連アーチの橋は三代目。昭和39年(1964年)の新潟地震にも耐え、平成16年には重要文化財に指定されました。当時の最先端技術である「空気潜函工法」が用いられたが、日本人技術者のみでこの工法が行われたのは三代目萬代橋が最初になります。
「空気潜函工法」とは、鉄筋コンクリート製の箱を川底に沈めることで橋の土台にするという工法です。萬代橋の土台となる鉄筋コンクリート製の箱は5階建のビルに相当する大きさです。