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「なんだ、コレは!」 あの岡本太郎が叫んだ

「日本遺産」 火焔型土器と雪国の文化

秋葉遺跡出土品

秋葉遺跡出土品

大沢遺跡出土品

大沢遺跡出土品

大沢谷内遺跡・同出土品

大沢谷内遺跡・同出土品

的場遺跡・同出土品

的場遺跡・同出土品

新津石油遺産(煮坪など)

新津石油遺産(煮坪など)

新潟市を含む地域が”「なんだ、コレは!」信濃川流域の火焔型土器と雪国の文化”として日本遺産に認定されました。

新潟市は、平成28年度の「日本遺産(Japan Heritage)」の一つとして、信濃川流域の市町(新潟市・三条市・長岡市・十日町市・津南町・魚沼市)で構成する「信濃川火焔街道連携協議会」の枠組みで文化庁から認定されました。

縄文時代に火焔型土器を作った人々のムラは新潟市を含む信濃川流域を中心として分布し、その規模と密集度は日本有数です。

角田山麓や佐潟・鳥屋野潟・福島潟などにある縄文時代のムラの跡に佇めば、5000年前と変わらない独特の景観を追体験できます。

山・川・海の幸とその加工・保存の技術、火焔型土器の技を継承するようなモノづくりなど、この地域には縄文時代に起源をもつ文化が息づいています。火焔型土器は日本文化の源流であり、浮世絵・歌舞伎と並ぶ日本文化そのものです。

火焔型土器の芸術性を発見した岡本太郎は、この土器を見て「なんだ、コレは!」と叫んだという。


「日本遺産(Japan Heritage)」

地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定するものです。ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を、地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより、地域の活性化を図ることを目的としています。