多くの市民に親しまれ、市民憩いの場である、中央区の白山公園は、実は日本一古い都市公園のひとつでもあります。
明治6年(1873年)の太政官布達第16号により定められた全国初の都市公園は25か所。その中には、有名な東京の上野恩賜公園や芝公園(増上寺や東京タワーで有名)が含まれていますが、白山公園もその名が刻まれています。
このため、白山公園は日本の都市公園の一期生ということになります。
園内には白山公園設立に尽力した楠本県令の像のほか、明治天皇巡幸の折の築山や、明和義人顕彰碑など、新潟市の歴史の証が数多く設置されています。