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夏の風物詩「鯛車」

ティファニー財団賞「伝統文化振興賞」を受賞!

「鯛車」は江戸時代末期頃から新潟巻地区(現在の西蒲区)に伝わる竹と和紙でできた郷土玩具です。全盛期の昭和初期には、子供の数だけ鯛車を作ったとも言われています。

近年、鯛車を作る店がなくなり、その習慣は一時的に途絶えてしまいましたが、現在は「鯛車復活プロジェクト」という市民団体が製作教室やイベントを通じて鯛車を後世に伝える活動を県内外、海外に向けて展開しています。

2011年にはこれまでの活動が評価され、アメリカのティファニー財団より「ティファニー財団賞伝統文化振興賞」を受賞しました。
この賞は日本の伝統文化の振興と地域社会の活性化に功績のある団体を決めるもので、専門家及び関係諸団体から推薦された全国93団体の応募の中から選ばれました。