新潟市のほぼ中央に位置する江南区。かつては湿地が広がり、営農が困難な地域でしたが、河川改修や土地改良事業によって広大な優良農地に生まれ変わりました。今では水稲を基幹に、ナシやイチゴなどの果樹、チューリップなどの花きを加えた、多彩な農産物を供給する都市近郊型農業が営まれています。また、沢海地区には県内随一を誇る豪農の館「北方文化博物館」があり、全国から多くの観光客が訪れています。
広域幹線道路やJR信越本線、バスなど交通網も充実し、その利便性を活かした街づくりが進んでいることから、工業団地や大型ショッピングセンターなど商業施設が多いのも特徴。買い物に便利な都会的要素もありながら、川や田園風景がやすらぎを与える、都市と農村の心地よさを体感できる地域です。