新潟で働く人
インタビュー

株式会社第一印刷所 メディアプランニング課

水落誠子さん

プロフィール

みずおちせいこ/新潟市出身。高校までを地元・新潟市で過ごし、大学進学を機に埼玉県へ。大学卒業後は新潟にUターン。新潟県庁の非常勤嘱託員として県の広報業務にかかわったことをきっかけにして、2007年に株式会社第一印刷所に入社。動画に興味があったことから、動画・ウェブのディレクターとして活躍。現在は同社メディアプランニング課課長として、企業・官公庁などあらゆるジャンルのお客様にプロモーションプランの提案などを行う。

株式会社第一印刷所

創業1943年。長い歴史を持ち、県内でも大きなシェアを誇る印刷会社。高品質な印刷物の制作・製造はもちろん、ウェブや動画制作、システム開発、ウェブ広告の運用やイベントプロデュースなどまで、情報発信に関するあらゆるニーズに幅広く対応する企業。

クリエイティブな仕事を求め印刷会社へ

Q.第一印刷所で働くことになったきっかけを教えてください。

私は高校卒業までを新潟市で過ごしていたのですが、大学進学を機に新潟を離れ4年間埼玉県で学生生活を送りました。そのなかで映像制作の仕事に興味が湧き、首都圏で就職活動をしたのですがマッチする会社が見つからず新潟にUターンしました。そして、新潟県庁の非常勤嘱託員として、県の広報に携わる部署で働きました。仕事柄、テレビ局や広告代理店、そして印刷会社の方とのやりとりも多い部署でした。

水落誠子さん

Q.そのなかで第一印刷所とも仕事をする機会があったわけですね?

はい。当時から県内でも大きなシェアを持つ会社という印象でしたし、印刷を軸にしながらも徐々に事業領域を広げている印象がありました。県庁での非常勤嘱託員としての任期が終わった2007年、ちょうど第一印刷所でも社員を募集していることで、縁があって入社することになりました。

水落誠子さん

元々やりたかった映像の仕事ではないけれど、印刷物など、モノを作るというクリエイティブな仕事ができそうな会社だと思ったのです。

水落誠子さん

Q.入社してからはどんな仕事をされたのですか?

私が動画に興味があったことから、ありがたいことに印刷ではなく、ウェブや動画制作にかかわる部署に配属されました。それが現在、私が所属するメディアプランニング課です。ちょうど時代の流れもあり、印刷会社も変化の時でしたし、ウェブサイトや動画制作のディレクターとして少しずつキャリアを重ねていきました。

水落誠子さん

ウェブや動画など“印刷以外の仕事”で経験を重ねた

Q.従来の印刷会社からの変革期に最前線で仕事をされていたのですね。現在はどのようなお仕事をされていますか?

“印刷以外の仕事”という業務内容は変わらず、メディアプランニング課の課長を務めています。今はお客様からのニーズも非常に速いスピードで変化しています。単にウェブや動画の制作だけでなく、それをいかに多くの人に届けるかという点で、SNSの開設支援や運用、ウェブ広告の運用やキャンペーン業務など多岐にわたります。“モノを作る”だけではなくお客様と一緒に“コトから作る”という業務が増えています。現在、私自身は若いスタッフたちのスキルアップのためのアドバイスやサポートをしているほか、課長としての数字管理や会社としてのミッションを実行するのが主な役割です。

水落誠子さん

若手スタッフの成長が何よりのやりがい

Q.スタッフたちのサポートや数字管理。管理職として頑張られていますが、仕事のやりがいを感じるのはどんな場面でしょう?

課員たちはみんな優秀で頼りになるメンバーばかりです。一生懸命仕事に向かってくれていますし、特に20代の若い課員たちがお客様から褒められる成果を出してくれたり、コンペ案件を受注して成長を感じられたりする時が一番うれしいですし、やりがいを感じる瞬間です。

水落誠子さん

Q.スタッフへのアドバイスやチームメンバーと仕事をする時に大事にされていることは何でしょう?

誰に対しても、挨拶や声をかけられた時に返事をしっかりすること。あとはどんなに忙しい時でも、忙しいそぶりを見せないことです。と言いつつも、後者はできていないことも多いのですが、これからのためにこの場で言わせてください(笑)。

水落誠子さん

「言い訳をしない。他責にしない」がモットー

Q.印刷業界は厳しい時代と言われていますが、その点についてはどう感じていますか?

確かに印刷物全体の数は減少傾向ですが、例えば特殊な印刷やレーザー加工を施すなどした付加価値の高い印刷物を提供することや、印刷に付随するさまざまなサービスを提案できれば、今よりもさらに必要とされる企業になっていけると感じています。弊社の社是は「朗らかに稼ごうや」。2023年に弊社は創立80周年を迎えますが、さらに先の100周年を目指すうえでは、さらなる変化が必要です。

水落誠子さん

会社の雰囲気はまさに“ほがらか”だと思いますし、社内の雰囲気も非常に和やかで働きやすい環境です。その雰囲気はそのままにしながら、私を含めた中堅から若手社員がいい意味での変革意識を持つことが大事だと思っています。

水落誠子さん

Q.毎日の業務のなかで心掛けている仕事のモットーを教えてください。

「言い訳をしない。他責にしない」です。これは第一印刷所で働いてきたなかで、仕事ぶりが素晴らしいと感じた先輩たちがみな、そうだったからです。うまくいかないことがあった時に言い訳や他人のせいにしない――こんな風に思えるようになったのも、この会社で働いてきたからですし、よい上司や先輩方がいてくれるおかげです。

水落誠子さん

やすらぎ堤から見る信濃川と街の風景が大好き

Q.大学時代は新潟を離れたわけですが、新潟にUターンをして地元の印刷会社で働きながら暮らしているなかで、新潟のよさを感じる瞬間はありますか?

美しい夕日が沈む日本海や街の真ん中を流れる信濃川。水辺がすぐそばにあって、開放的な街だと感じます。仕事の移動時にクルマで萬代橋を通ったり、海岸線を走ったりする時にふと「新潟はいいなぁ」と思うことがあります。

水落誠子さん

特別なことは言えないですが、家族がいて昔からの友達もいることが地元の新潟市で暮らすことのいいところだと思います。そして、そういう人たちと過ごす時間こそが仕事へのパワーの源になっています。

水落誠子さん

Q.オフの日の楽しみは何ですか?

昔から映画が大好きなので、映画館や自宅で映画鑑賞をする時間は一番のリラックスタイムです。時には映画館で1日3本を観ることもあります(笑)。ライブに出かけるのも趣味のひとつですが、コロナ禍で回数が減ってしまっているのは残念です。私はやすらぎ堤から見る信濃川と街の風景が本当に好きです。ミズベリングが開催されている時期には友人たちとお酒を飲んだりしますし、時々ですが愛犬を連れて川沿いを散歩するのも楽しい時間です。

水落誠子さん

“思い”を込めた仕事で100年企業を目指す

Q.最後になりますが、第一印刷所の社員としてどんな未来を描いていますか?

“100年続く企業になること”は名誉なことだと思いますし、そこに向けての組織作りをやっていきたいと思います。また個人としては、社員ひとりひとりが、もっと自分のスキルに対して自信を持てるような環境を作ることに注力したいです。そして、さらに社員みんなのスキルをアップさせて、どんなお客様にもどんなに難しい場面でも「わたしたち、第一印刷所が考えたご提案です! いかがでしょうか!」と堂々と自信をもって向かっていけるようになりたいんです。

水落誠子さん

Q.いい意味で自分の仕事やスキルに自信を持つことが、会社全体としてのパワーにつながり、それが新潟に根差した100年企業になるための推進力になるということですよね?

そう思います。今はどの業界も多様化が進んでいます。例えばチラシを作るにしても、印刷会社の人と一度も顔を合わせることなく印刷物を作ることができます。非対面で入稿されたデータで作ったチラシと、お客様と会って意見を交わしながら作ったチラシ――見た目は同じかも知れませんが後者には“思い”がありますし、私はそれが何より大事だと思っています。
弊社は長い歴史のなかで上・中・下越、佐渡という県内全域と東京にも拠点を持ち、お客様と顔を合わせることを大事にしてきました。どんなに時代が変われど、Face to Faceのマインドは変わらず、熱量の高い仕事をして新潟の活性化に役立っていきたいです。

水落誠子さん
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