新潟市 移住・定住 情報サイト HAPPYターン.

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移住経験インタビュー

Iターンで新潟市が新たなライフステージの出発点に。メイド・イン・新潟のよいものを県外に向けて発信する熱き男!

移住者名 武田信也(たけだしんや)さん
移住年月 2012年3月
年  代 30代~40代
家族構成 妻、長男
職  業 会社員(ぽんしゅ館クラフトマンシップ)

 

 

新潟へ移住するまでの経緯・概要

現在のさいたま市で生まれた私は、子どもの頃からサッカーをやっていて当時はプロ選手を目指していました。ですが、中学時代にケガをしたこともあってプロサッカー選手の道はあきらめざるを得ませんでした。高校卒業後は都内のイタリア料理店に就職しましたが、数年後に転職。都内のアパレル卸会社の営業マンとなりファッション業界で働いていました。そんな時、私の父親の実家がある福島県では祖母がひとりで不動産業を営んでいました。祖母が高齢になってきたこともあり、私が臨時で継業することになり、アパレルの会社を退職し福島にある父の実家に移り住んだのです。

福島での暮らしやすさ、人のあたたかさに居心地のよさを感じるようになりました。ちょうどその頃、福島県会津出身の妻との出会いもあったのです。そして、東日本大震災の翌年の2012年にふたりで新潟市に移住しました。現在はJR新潟駅構内にあるぽんしゅ館クラフトマンシップにて、メイド・イン・新潟の特産品やお土産品を販売する仕事をしています。

 

新潟へ移住したきっかけ

東京でのサラリーマン生活を経験した後の福島での暮らしは、いい意味でのカルチャーショックになり、地方暮らしの最初のきっかけとなりました。東京で生活していた頃はお金をたくさん使っていたような感覚でしたが、福島で暮らすようになり、遊び方も一変しました。休日は友達と川原でバーベキューをして過ごすようになりましたし、都会の喧噪やストレスが少ない地方での暮らしが本当に心地よかったのです。

福島で出会い、結婚を決めた私たちは新たなる人生のホームとして新潟という場所を選択肢として考えました。新潟市なら私の実家であるさいたま市までも新幹線でのアクセスがよいし、妻の実家である福島県会津へも車で1時間程度です。新潟市での暮らしをイメージしながら何度か下見に足を運びました。市内の主要な場所へのアクセスや公共交通機関の状況に加え、スーパーに立ち寄って食品の物価などもチェックしました。ある時、新潟市に住んでいる知り合いに連れていってもらった朱鷺メッセの展望室からの夕景に感動し、その後ふたりで新潟市で暮らすことを決めました。

 

新潟へ移住してよかったこと・苦労したこと

新潟市で妻と結婚をして、現在は子どもが生まれて家族3人で楽しく暮らしています。縁があって2014年からは新潟の地酒や特産品を販売するぽんしゅ館で働くこととなり、今はJR新潟駅構内のぽんしゅ館クラフトマンシップで、お店を訪れるお客様に新潟で作られたさまざまな製品の素晴らしさをお伝えしています。今回のコロナウイルスの影響で一時店舗は閉鎖という状況になりました。その時に本来なら廃棄せざるを得ない商品があったのですが、県内の取引先のみなさんに可能な範囲で購入してほしいと協力要請をしたのです。するとたくさんの方々が期限ギリギリの商品を購入してくれました。新潟の人たちのあたたかさや親身になってくれる姿勢を改めて感じることができました。

また、新潟市は海が近く、山にも気軽に行ける環境でとても気持ちがよいです。休みの日には彌彦神社に出かけたり、自転車で角田山周辺を走ったりして自然を満喫しています。子どもがもう少し大きくなったら海釣りにも行きたいと思っています。毎日の暮らしの中では食のレベルの高さを感じます。特に新潟のお米のうまさは日本代表だと思います!

新潟へ移住を検討している方へのメッセージ

新潟市は「住めば都」という言葉がぴったりで、私自身が心から実感しています。自然環境や食の豊かさ、人のあたたかさなど暮らしてみるとそのよさを分かってもらえると思います。ただ、経験上移住した際には、職場でも家の近所でも自分から積極的にその地域のコミュニティに参加するなど、自ら飛び込んでいく勇気が必要です。でも、私が出会った新潟の人たちはあたたかく接してくれる人たちばかりでした。仕事の中で出会った企業の方々をはじめ、新潟に移住してきたばかりの頃に通っていたパソコンスクールで出会った仲間など、多くの方との出会いで今の自分がありますし、「新潟に来てよかった」と実感しています。

 思い出すのは新潟に移住してから初めて長岡花火を観た時のことです。長岡花火に込められた鎮魂の思いを知り、私自身が福島で経験した東日本大震災が重なり涙しました。妻と結婚し、子どもを授かって新たな人生のスタート地点となったのが新潟です。なので、これからは新潟に恩返しをしていくのが自分の使命だと思っています。県外出身者だからこそ新潟での暮らしを考えている人にはアドバイスができると思うので、下見をしに新潟市に来た時は、ぜひ気軽にお店に遊びにお立ち寄りください。

 

 

ぽんしゅ館クラフトマンシップHP

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