働きかた、暮らしかたが多様化し、高齢化の進む地方地域もどのように次の時代を切り開いていくのかを問われる昨今。
一次産業も、製造業も、商店街も、福祉や医療関係も、文化関係も、行政も、分野に関わらず価値観や人を固定化しない、境界のあいまいな※「関係人口」をもつことが大切だということも言われます。
※総務省は移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域と多様に関わる人々と定義しています。
それはおそらく難しい話ではなくて、個人の主観にもとづいた「好き同士」「ファン同士」の関係が広がっていき、一緒に「どうしたらいいんだろう」「もっとやりたい」を共有する仲間が増えていく、ということだと思うのです。
新潟市には、多くの大学や短期大学、専門学校があります。そこに来る学生の中には、新潟市出身ではなく、それほど新潟を知らない学生もいます。
そんな学生がもつ好奇心や興味、人生を考える時期にいるという状態は、きっと新潟がもつ魅力と結びつくと、思わぬ化学変化が起こるはずです。
どうか今新潟市で過ごしている時間を、1人でも多くのかっこいい「地元」と出会い、自分と向き合い新しい視点を得るのに使ってほしい。
新潟で生活したり事業を行っている方々には、地域がもっている魅力をその世代、その業界にとどめてしまうのではなく、次世代に開いてほしい。
そんな気持ちから、2019年の夏以降を使って、市内5つの受け入れ先と学生でプロジェクトを実施してもらうことになりました!
↓概要イメージ図↓
新潟市にとっても、にいがたイナカレッジにとっても初めての試みのこのプロジェクト。
まずは6月1日に、「地域のファンづくり実践者」をお呼びしてお話しを聞くトークイベントを開催します!
参加は誰でもOK。夏以降(実際は9月末~12月上旬ごろとなります)のプロジェクトに受け入れ先として、もしくは学生メンバーとして参加してみたい方。そうでなく話を聞いてみたい方も、ぜひぜひ気軽に来ていただきたいイベントです。
一緒にこれからの「関係づくり」について考えてみませんか?
日 時 2019年6月1日(土曜)15:00~17:00(受付14:30~)※終了後、懇親会あり
会 場 万代市民会館6階 多目的ホール ※駐車場がないので公共交通機関でお越しください。
住 所 新潟市中央区東万代町9番1号
定 員 50名
参加費 無料(懇親会は有料)
対象
・新潟市内の地域に関わる事業者様
・地域に関わるプロジェクトや活動をしている、しようとしている市民の方
・新潟市内の四年制大学、大学院、短期大学、専門学校の学生の方
・その他、県内外問わず地域と人の関係づくり、このような取り組みに興味のある方
大学卒業後、大手旅行会社で商品企画・新規事業推進を担当。2015年に医療系人材紹介会社に入社し、病院向け医師採用サービスの責任者となる。2017年にCAMPFIREへ入社し、地域活性化・企業提携・新規事業開発などを担当。
1993年生まれ。新発田市出身。大学進学のため上京。大学卒業後、東京で就職するも3ヶ月で退職し、祖父の事業を継ぐため帰省(Jターン)。今年クラウドファンディングに成功し、キッチンカーを製作。先日2回目のクラウドファンディングも達成。個人事業主4年目。
1980年、佐渡生まれ。1級建築士。高校までを佐渡で過ごし、東京の専門学校を卒業後、茨城の建設会社で6年間勤務。2006年に佐渡へUターンし、工務店で働きながら、地域振興・活性化に取り組む。限界集落でクラウドファンディングを利用した「虫崎100人盆踊り」を成功させる。その他、「鬼の田植え」「出張虫崎」などのプロジェクトも進行中!
1993年生まれ。東京都出身。明治大学農学部卒業。2015年4月に大学を休学し、新潟市内野町の老舗のお米屋さん「飯塚商店」に魅せられ、「つながる米屋コメタク」を同じように移住した2人と始める。大学卒業後、長岡市にあるにいがたイナカレッジに就職し、地域インターンのコーディネーターとして働いて3年目。
新潟市、にいがたイナカレッジ
※参加申し込みは上記申込みフォーム、Facebook、にいがたイナカレッジのいずれのページからでも可能です。
※本プロジェクトの受け入れ先の募集要項は近日公開します。(応募期間は6月1日~6月30日)
※本プロジェクトの学生メンバーの募集要項も近日公開します。(応募期間は7月1日~7月31日)
問い合わせ先
経済部 雇用政策課 新潟暮らし推進室
電話:025-226-2149 E-mail:kurashi@city.niigata.lg.jp
〒951-8550 新潟市中央区学校町通1番町602番地1