新潟市 移住・定住 情報サイト HAPPYターン.

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移住経験インタビュー

鈴木さん「ゆるやかなつながりを作りだし、化学反応を起こす」

移住者名 鈴木 博之(すずき ひろゆき)さん
移住年月 2015年2月
年  代 30代~40代
家族構成 妻、長男、長女、次女
職  業 株式会社 ニイガタ移住計画 代表取締役

移住までの経緯・概要

高校まで新潟市中央区で過ごし、大学は東京へ。学生時代の就職活動時には「新潟なんてつまらない、東京しかない!」と思っていました。そのような思いもあり、全国展開する企業に入社。しかし言い渡された初任地は新潟市。帰らないと決めていた生まれ故郷で私の社会人人生がスタートしました。高校生の頃は「何もない、つまらない」と感じていた新潟なのに、東京での大学生生活を経て、社会人となり戻ってみると、その豊かな暮らしや人間関係にすっかり魅了されました。その後、東京で勤務するも新潟への想いが消えることはありませんでした。新潟での暮らしに魅力を感じ、新潟でやりたい事もはっきりとしてきましたので、自分の夢を実現すべく、12年間勤めた会社を退職し、家族5人で新潟市へUターンしました。

きっかけ

自分が好きなひとが多いまちは新潟で、想い入れのあるまちとひとのために生きていきたい。 でも、想いがあるまちだからといって、家族がいる立場では簡単に住む場所を変えることは難しい・・・新潟へ帰りたいと思いつつ、東京での仕事も面白いし、新潟には自分のキャリアを活かせる仕事が見つからないと思い悩む日々を送っていました。30歳を過ぎた頃から「自分はこれからどこで生きていくべきか」と考えるようになりました。そして 自分が出した答えは“新潟”でした。新潟のために何かをしたい。新潟に多くのひとが集まるような何かを。ひとが集まるようにするためには、そこで新しい仕事が生み出されたり、仕事を探している人が求めている情報を得やすくすることが重要だろう。それに仕事だけではなく、 新たにやって来たひとを受け入れる雰囲気作りも大切なはず。でも、そういうことをやっているひとが新潟にはいないのではないか。ならばそれこそが自分のやるべきことだと思い至り、新潟で新しい仕事を生み出し、ひとが集まる仕掛けを作るべく起業することを決意し、移住しました。

よかったこと・苦労したこと

新潟はまちもひとも、そして企業もおもしろい!知り合いを増やす必要がある仕事柄、様々な場に参加していますが、どこへ行っても必ず魅力的なひとに出会います。しかし、この魅力的なひと達が「つながる場」が新潟市には少ないと感じました。つながる場ができれば垣根を越えて様々な知恵が集結し、そこで化学反応が起こり、新しい仕事が生まれる。仕事に惹かれてひとが集まる。そしてまちが活性化する。新潟市をそんなまちにしたいという夢を実現するために新潟で起業しました。起業の際には県の創業支援制度などを活用しましたが、最初はそのような制度があることを知りませんでした。また調べてみると逆に情報が多すぎて何が利用できるのかよく分からないという状態になりました。自分の経験から、県外在住の移住検討者に必要な情報、特に仕事に関する情報が届いていないと感じました。移住するひとが増えて、そこから新たな新潟の仲間も増えて、新潟がますます盛り上がるようにすることが自分の仕事の目的なので、移住を検討している人に情報発信をしたり、そういった人が必要な情報を得られる場を作っていきたいと思っています。

移住を検討している方へのメッセージ

新潟市は全国に20しかない政令指定都市として便利な都市機能を持ちながら、一足伸ばせば自然が広がり、まちなかから車で十分程度で海に出られるという恵まれた環境にあります。食べ物は美味しいですし、通勤時間が短いので家族との時間を多く取れます。ここでは仕事や金銭という価値だけでは測れない豊かな生活を送ることが可能です。この地で「ゆるやかなつながり」をキーワードに新しい仕事を生み出すべく、今春には新潟市中央区関屋浜の海の家にコワーキングスペースをオープンします。カフェ感覚で様々な業種、年齢のひと達が集まり、仕事をしたり、本を読んだりしながら、時にはアイデアやノウハウを共有する空間です。起業を考えている方や、人脈を広げたり情報交換したいという方はもちろん、ゆったりと本を読みたい方、電源・無線LANを確保して落ち着いて仕事がしたい方などにもおすすめです。気軽に立ち寄り、ほどよい距離感でいつもと違う会話を楽しんだり、集中して仕事をしたり。そんな空間を目指しています。

株式会社 ニイガタ移住計画10898114_1546896995563816_4115221148507842083_n

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(2016年2月)

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