新潟市 移住・定住 情報サイト HAPPYターン.

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移住経験インタビュー

元日本文理高校球児が第二の故郷・新潟で触れた人のあたたかさ

移住者名 髙橋竜大(たかはし りょうた)さん
移住年月 2019年3月
年  代 10代~20代
家族構成
職  業 株式会社テレビ新潟放送網 営業部

新潟へ移住するまでの経緯・概要

東京都出身の私が初めて新潟に訪れたのは高校生からです。日本文理高等学校に入学し野球部に入ったことをきっかけに新潟市へやってきました。高校3年間は朝から晩まで野球漬けの日々。遊びに行った記憶はほとんどありません(笑)。でも、野球に打ち込んだ甲斐もあり、2014年の高校3年生のときに春夏ともに甲子園出場を果たすことができました。夏の大会ではベスト4に進むことができ、人生で一番濃い時間を過ごせました。その後、野球推薦で法政大学へ。硬式から準硬式に変わったのですが、ずっとピッチャーを続けていました。就職活動の時期になった時「スポーツ中継に携わりたい」と思い、テレビ局の入社試験に応募していきました。東京・大阪で就職活動をしていたのですが、倍率が高く、内定をいただくことはできませんでした。半分諦めかけていましたが、もう一度やってみようと首都圏以外の地方のテレビ局を考え始めました。そのときに第二の故郷ともいえる新潟のテレビ局は受けてみようかなと思い、応募。今の会社から縁をいただき、20194月に入社しました。現在は、単身赴任でたまたま新潟に来ることになった父と暮らしながら、営業マンとしてテレビCMのセールスを担当しています。

新潟へ移住したきっかけ

就職活動で希望の就職先を考えたときに思い浮かんだのはテレビ局でした。スポーツ中継に携わりたいという夢はもちろんですが、思い返せば衣装を作っていた母の影響もあるのかもしれません。母はテレビに出ている方の衣装を作っていたので、番組を観ながら「母が作った衣装だ」と思うこともありました。しかし、私が就職活動を始めたのは東京のテレビ局がすでに面接を始めていた時期。マスコミは他の企業に比べてエントリーが早かったので、あまりいくつもの局を受けられませんでした。その後、大阪でも就職活動をしたものの、なかなか結果が出ず半ば諦めかけていました。そんなとき最終面接で落ちてしまった会社があったのですが、それがすごく悔しくてもう一度頑張りたいと思うようになりました。しかし、地方のテレビ局を全て受けるのは難しかったので、思い入れの深い新潟で就職活動をしたのです。結果、テレビ新潟から採用をいただいたわけですが、面接の段階から会社の方が真摯に向き合ってくれて、自然とここで働きたいと思える企業でした。当時は感覚でしかなかったのですが、入社してみると先輩たちが毎日親身になって教えてくれるし、良い会社に巡り合えたと思っています。

新潟へ移住してよかったこと・苦労したこと

新潟は自然と近いので、よくアウトドアを楽しんでいます。この冬は他局の同期と集まって月岡温泉に宿泊、翌日はニノックススノーパークでスノーボードをして遊んだこともありました。すごく充実した週末を過ごすことができました。ほかにもゴルフに行ったり、草野球をしたりと身体を動かして新潟での生活を楽しんでいます。お酒も好きなので、よく飲みにも行きます。以前、居酒屋さんに行ったときに4,000円くらいのお刺身盛合せを注文したのですが、店のオーナーから「東京で食べたら、15,000円はするよ!」と言われたこともありました。美味しい魚を安く食べられるのも新潟の魅力だと思います。

新潟へ移住を検討している方へのメッセージ

 新潟は訪れてみて初めて良さがわかる県だと思います。一番の魅力はあたたかく受け入れてくださる人ではないでしょうか。例えば、居酒屋の店長はすぐに顔と名前を覚えてくれて、お店に行くと話しかけてくれます。知り合いがいなくても、気づけば顔見知りの仲間ができていると思います。また、人のあたたかさで覚えているのは、高校生のころに言われた一言です。甲子園大会が終わり、後輩たちの試合を観戦しにハードオフエコスタジアムに行っていた時に、スタンドで3人連れのご家族に「日本文理の髙橋君だよね」と話しかけられたんです。そのときに「新潟に来てくれてありがとね!」と言われたことがすごく嬉しかったし、今でもそのことは心の中に強く残っています。改めて「新潟に来て良かったな」と思いました。就職という形でもう一度新潟に戻ってきたのも、人のあたたかさが身に染みていたからなのかもしれません。

今は先輩社員の方々のおかげもあって全力で仕事に打ち込める環境があります。昨年秋には自分なりに出来ることは全てやったといえるくらい頑張って、CMのセールスをしました。その結果、ありがたく受注に至った仕事がありました。テレビでたまたまそのCMを観たときは本当に嬉しかったです。ですが、まだまだ先輩の真似しかできていないので、これからは自分から新しい企画を考えて提案していきたいです。人のあたたかさと仕事に打ち込める環境がある新潟。まずは一度来てもらえれば、その良さを実感できると思います。

新潟テレビ放送網

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