日 時:令和元年11月16日(日) 12:00~15:30
会 場:ドリームハウスHOPE(新潟市中央区東出来島4-16)
参加者:3名(受入団体側2名、学生1名)
このプロジェクトではNPO法人※がばじこの心の叫びを冊子にして社会に伝えていきます。
※が…障がい者、外国人、ば…ばあちゃん、じ…じいちゃん、こ…親子の意味。
そのために今回は、当事者の方々にインタビューを実施しました!
まずは、がばじこを立ち上げた本人でもある新保さんから。がばじこは2019年にNPO法人となりましたが、新保さんは20年以上前からドリームハウスという子育て応援施設を立ち上げ、運営しています。
新保さんの記入した「人生曲線」を元に、インタビュアーの白倉さんが話を深堀りしていきます。
過去の経験から、どういう思いで共生の場を作り出したのか、その後の苦労、なぜ継続し続けることができているのか…など熱く語っていただきました。
ドリームハウス立ち上げ時に、実母からいいことだとは思うけど、「なぜ今、なぜあなたがそれをやらなければいけないのか?」と聞かれた新保さん。
その答えが「今」「私」がつらいから。だからやるんだ。という言葉にはとても強い思いを感じました。
続いては左半身麻痺と言語障がいを抱えながらもさまざまなことにチャレンジしている田中さん。
学生のときに生徒会長を務めたり、地域活動支援センターほっとスペースの施設長として活動していた経験もある積極的な方です。インタビューは文字盤やパソコンでの文字読み上げ機能を使ってのやりとりとなりました。
まずは、田中さんがどういう人でどういう活動をしていたのか、テレビ取材時の映像をみさせていただきました。
その後は、人生曲線をもとにその時々の思いを白倉さんがインタビュー。
ご自身で運転もこなしたり、介護ヘルパー2級の資格を取得したり、インタビュー時もパソコンを使いこなしていたり…本当になんでもできるんだな~とびっくりします!
今後の展望についてもお聞きし、「シンプルに自分がやりたいことをやる」姿勢にはすごくエネルギーを感じました。
実際にインタビューに同席させていただくと、当事者の方の熱い思いを感じるとともに自分はどうだろう?と見つめなおすきっかけにもなります。
インタビュアーの学生さんの思いも入った良い冊子になることを期待しています!
わたなべ(航)