日 時:2020年12月12日(土曜) 13:30~16:30
会 場:新潟市役所本館 講堂
参加者:27名
主 催:ミチシルベ(新潟市移住者応援有志の会)・新潟市
これまで開催してきた「HAPPYターン交流会」での活動内容やその成果について、交流会を市と共催しているミチシルベ(新潟市移住者応援有志の会)から発表がありました。
また、交流会をきっかけに有志で活動した“スピンオフ企画”も紹介。ランニング会、古町はしご酒、カーリング体験など様々な活動が行われています。気になった方はミチシルベfacebookをチェックしてみましょう。新しい趣味友達ができるかもしれません。
緊張をほぐすため、アイスブレイクとして自己紹介と移住して困ったことを各自発表しました。その後、「新潟でやってみたいこと」をテーマにグループワークを行い、どんどん意見が飛び交っていました!
意見をまとめてグループごとに発表をしました。
うまいものめぐりがしたい!おいしい海鮮を食べたい!といった食に関するものや、米作りや野菜作りをしてみたいといった農業に関するもの、登山やウィンドサーフィンといった自然に関するものまでたくさんの「やりたい!」がありました。ぜひ新潟を満喫してください!
みなさんがほぐれてきたところで、今日のまちあるきの講師である伊藤頼子さんから今日のコースについて事前講義をしてもらいました。伊藤さんは新潟シティガイドであり、新潟イザベラ・バード研究会の代表でもあります。「イザベラ・バードが見た新潟」をテーマにイザベラ・バードが来日後、どのように旅をし、旅行記を描いたかを教えてもらいました。歴史上の偉人が数多くでてきます。
その後、市役所を飛び出してまちあるきスタート!
市役所からNEXT21までを歩きます(赤実線)。
雨模様でしたが、屋根のある路地を中心に歩きます。
伊藤さんの説明を聞きながら広い道も歩きますが・・・
こんな路地も歩きます。
通れるの!?
小さなお子さんも参加してくれました。頑張って歩いてます。
伊藤さんからの説明を随所に聞くことで、普段何気なく通っている道でも見逃していることが多いことに気付きます。
ちょうどクリスマスシーズンで、ふるまちモールもイルミネーションが点灯しています。
きれいなイルミネーションを見ながら会話も弾みます。
ゴールはNEXT21。
こちらには大きなツリーがあり、最後にみなさんで記念撮影をしました。
■ おわりに
交流会終了後には連絡先の交換をしている人もいて、新たなつながりが生まれていました。また、今回も新たに「新潟市HAPPYターンサポーター」に登録した方がいらっしゃいました。交流会に参加したり、新潟暮らしの魅力を発信するなどの活動を行っていただくHAPPYターンサポーターは、随時登録を受け付けています。
今後も引き続き、交流会を開催していく予定ですので、このホームページやフェイスブック、市報等でお知らせします。
田中
■過去の交流会
第3回(ガイドブックを作ろう)
第4回(お土産)
第5回(子育て)
第6回(米菓)
第7回(新潟駅)
第8回(方言)
第9回(岩室温泉)
第10回(郷土料理)
第11回(まちあるき)
第12回(冬の過ごし方)
第13回(子育て)
第14回(まちあるき)
第15回(新潟すごろく)
第16回(バス交通)
第17回(南区フルーツ)
第18回(冬の過ごし方)
第19回(笹団子&ぽっぽ焼き作り)
第20回(子育て)
第21回(まちあるき)
第22回(アルビサポーター体験)
第23回(冬の過ごし方)
第24回(子育て 中止)
第25回(オンライン)
日時:12月12日(土)15:00~17:00
会場:いわむろ公会堂
参加者:学生4名、インタビュー対象者10名、受入担当者1名
■ 概要
このプロジェクトは、西蒲区岩室地域の温泉とともにある暮らしを体験し、その魅力を発信するもの。岩室チームはこれまで、地域のイベントのお手伝いやインタビューを通じて、岩室地域の方々と交流してきました。今回は、いよいよ約3か月間の活動を地域の皆さんに報告します。
■ 成果報告会
本日は、岩室地域の成果報告会に参加してきました。
最初に、学生達が参加した岩室地域の活動(ヒルクライム(9/6)、地域の人めぐり(9/16)、稲刈り・はざかけ(10/3)、のろしあげ(10/18)など)について報告がありました。
その後、本プロジェクトの成果物であるポスター・冊子・MAPについて説明しました。
「オンラインだと見れる人が限定されるため、成果物を紙媒体にしたこと」や、「岩室温泉の活性化には、この地域の魅力を中の人に知ってもらうことが重要と考えたこと」、「岩室地域に住む10組の魅力的な人にインタビューを行い、その様子をまとめポスターにしたこと」、「地域の人に見てもらえるように、ポスターは岩室温泉街、冊子・MAPはいわむろやに設置されること」など学生達から報告がありました。
最後に、学生達からそれぞれこのプロジェクトに取組んで感じたことを発表しました。
大石さん(新大1年)からは「岩室地域のことを考えることが、自分の地元(静岡県三島市)を考えるきっかけになった」、「地元かと勘違いするくらい、岩室地域の人から声を掛けられ、うれしかったこと」など、市の担当者としてはうれしい発言がありました。
「また来週顔出します」という学生の声を聞いて、学生と地域との間に、継続的なつながりができたと確信しました。
日時:11月28日(土)10:00~12:00
会場:空き家(新潟市南区引越1098)
参加者:学生4名、受入担当1名
■ 概要
このプロジェクトは、南区引越地域にある空き家を改装し、訪れた人が創造活動できる場とするための第一歩として、空き家にあるものを使って、作品を創るもの。広い空き家の中で、学生が1人1か所決めて、作品づくりをすることになり、今回はそれぞれの作業を進めていきました。
■ 作品づくり
学生が担当する部屋は、台所・風呂・えんがわなど。
それぞれがイメージした作品づくりのため、部屋の改装作業が進んでいました。
台所は藤棚をイメージしたアートづくり。現在の台所の撤去や天井・床をはがす作業を行いました。
この部屋は宇宙をイメージした白と黒の部屋にするそうです。前回、天井・壁・床をはがしていたので、不要になった壁材等の片づけ作業や床下の掃除を行いました。
お風呂はタイルの張替やタンスを利用した洗面台をつくります。
この日は作業は行いませんでしたが、えんがわには屋根付きのデッキテラスをつくります。
それぞれどんな作品になるのか、完成が楽しみです。
■今後の予定
次回以降もそれぞれの作品づくりを進めていきます。
日時:11月22日(日)13:00~18:00
会場:いわむろ食堂、いわむろ公会堂
参加者:学生2名、インタビュー対象者2名
■ 概要
このプロジェクトは、西蒲区岩室地域の温泉とともにある暮らしを体験し、その魅力を発信するもの。岩室チームはこれまで、新潟ヒルクライムや避難訓練、のろし上げなど地域のイベントのお手伝いを通じて、岩室地域の方と交流してきました。その中で人の魅力を強く感じたことから、地域の人の魅力を伝えるポスターの制作を成果物に決めました。今回は、そのポスターづくりのためのインタビューを行いました。
■ 岩室地域で活躍する人にインタビュー
本日は、学生2人が岩室温泉地域づくり協議会の宮本浩朗事務局長と岩室温泉地区自治会の高島悟会長にインタビュー。
○ 宮本さん
新潟市に移住したきっかけは、農業法人を経営している知人から「新潟に来て仕事を手伝ってくれ」との依頼があり、2013年に移住。
その後、農業法人を経て、岩室温泉地域の観光施設「いわむろや」の小倉館長(当時)との出会いをきっかけに、岩室温泉地域づくり協議会を2017年に設立し、事務局長に就任。
「都会にない豊かな自然と住環境。のどかで、静か」が岩室温泉地域の魅力と語る宮本さんは、「今後岩室温泉地域の幹である旅館を元気にして、この地域を活性化させること、また若い人たちが活躍できる体制をつくることが大きな目標」とのこと。
○ 高島さん
仕事を退職後、1回は地元に恩返しをしたいと考えていた高島さんは、2年前に岩室温泉地区自治会の役員になり、その後自治会長に就任。
自治会長の仕事は、観光以外の岩室温泉で起きていることの全ての「窓口」と、岩室温泉地域で行われる「まつり」の企画・運営が主なものとのこと。
「旅館・温泉を活かしてこの地域を活性化させ、地域外の人に岩室を楽しんでほしい」というこの地域への想いを語る高島さんは、若い人にこの地域に来てもらうきっかけになればと、このトビラに応募してくれたとのこと。
ありがとうございました。高島さん。
■ 今後の予定
引き続き、インタビューを行うとともに、地域の方への活動報告会の準備を進めていきます。
日時:11月21日(土)10:00~13:00
会場:とみやま農園
参加者:学生3名、受入担当1名、白根農家さん1名
■ 概要
このプロジェクトは、農作業のお手伝いやインタビュー等を通して、南区白根地域の果樹農家さんの実態を調査し、発信するもの。9月下旬から様々な農家さんのもとで農作業のお手伝いをしてきて、10月22日の中間ミーティングで、このプロジェクトの成果物として、農家さんの人柄や果物の魅力を発信する冊子をつくることになりました。今回は、その冊子づくりのため、農家さんにインタビューを行いました。
■ インタビュー
本日は、学生2人がとみやま農園の富山喜幸さんの指導のもと、ブドウの樹の枝剪定を手伝い、その後にインタビュー(その詳細は、農家さんの人柄や果物を伝える冊子に掲載する予定)。
この日は偶然BSNテレビも富山さんの取材を行っていました。その模様はNHKワールドで放送されるとのこと。
富山さんからは「農業大学校で果樹を学び、卒業後農園を立ち上げたが、5年間無収入だった」という話があり、非常に衝撃的を受けました。「農家を続けるには相当な覚悟が必要」とのこと。
「プラムの栽培を始めたのは、栽培農家で一番になりたかったから」という富山さんの言葉からは負けず嫌いの一面が垣間見えました。
また、「人に贈りたいと思える果物を作る」「口に入るまでを想像して作る」が富山さんの農家としてのモットーとのこと。プラムの産地としては有名でない新潟でありながら、県外からの注文が半分以上というのは、このような富山さんの姿勢から生まれたものと感じました。
「将来的にはワイン用のブドウを栽培し、独自のワインを作りたい」という夢を語った富山さん。ワインでも一番を目指す!
■ 今後の予定
引き続き、冊子づくりのためのインタビューを行っていきます。