日 時:2020年1月18日(土曜) 14:00~17:00
会 場:内野まちづくりセンター(西区内野町413番地)
参加者:53名
主 催:新潟市、にいがたイナカレッジ
トビラプロジェクトでは、大学生と地域活動を行う5団体が地域課題を解決するプロジェクトを一緒に企画・運営してきました。
今回はその成果発表の場。
学生の皆さんは時間のない中、発表準備を進めてくれていました。
発表会のはじめに新潟市からあいさつと、にいがたイナカレッジよりの流れの説明がありました。
■ 第1部 各グループの成果発表
①ごまうふふで1000人スマイルプロジェクト
まずは「ごまうふふで1000人スマイルプロジェクト」の発表です。
このプロジェクトでは、亀田の石本商店が作るこだわりのごまどうふのおいしさを伝えるため、1000人の笑顔を動画におさめ、発信していきました。(詳細はコチラ)
当日は成果物として作成したムービーが流れ、みんなの笑顔でごまうふふの魅力が伝わる内容となっていました!
学生さんが様々なところに赴いて、撮影協力依頼をした努力も伝わってきますね~。
学生から「活動の記念に作りたい!」との声で、お揃いのパーカーを作成し、当日は着用していました!
また、ムービー作成にかかった費用はクラウドファンディングで支援者を募り、見事、目標金額を達成していました!(詳細はコチラ)
これから支援者の方々へのリターン(特典)の作成があるとのことで、もうしばらく活動は続きそうです…!
学生からは、
「ごまうふふ愛がすごく芽生えた。今後は地元に戻るかもしれないが、また通いたい。」
「石本商店のカッコよさを感じた。今後の働き方を考えさせられた。」
などの声が上がりました。
最後に受入先の石本商店、大島さんからお言葉をいただきました。
②がばじこ魂の叫びマガジンづくりプロジェクト
続いて「がばじこ魂の叫びマガジンづくりプロジェクト」の発表です。
生きづらさを抱える人のための居場所と役割づくりを提供するNPO法人がばじこ。学生が当事者の方へインタビューし、それを冊子にすることで、がばじこの活動の思いを発信していくプロジェクトです。(詳細はコチラ)
実際に作成された冊子も配布されました。
学生からは、
「インタビューを書き起こした5万字を2000字にまとめあげるのに、何が重要かを考えさせられた。」
「がばじこが第2のホームのような感覚になった。」
などの声があがりました。
最後に、受入団体の新保さんからお言葉をいただきました。
③松浜「食」のRプロジェクト
続いて「松浜「食」のRプロジェクト」の発表です。
北区松浜地域の伝統ある食文化を次世代に伝えるため、シェアキッチン「CROSS HARVOR」での料理教室開催を通して世代間交流していくプロジェクトです。(詳細はコチラ)
このプロジェクトでは、イベント当日の運営を考える企画チームと、イベント集客を考える広報チームに分かれて11/30の料理教室開催に向けて準備を進めてきました。(料理教室の様子はコチラ)
料理教室でも活動の様子をうまくまとめて発表していましたが、今回はさらにパワーアップした発表をみせていただきました!
学生からは、
「松浜について深く知ることができた、濃い3ヶ月だった。」
「また、松浜にいきたいと思った。」
といった声があがりました。
最後に受入れ団体である、松浜Rプロジェクトの小林さんと山本さんよりお言葉をいただきました。
④内野おうちのごはんプロジェクト
続いて「内野おうちのごはんプロジェクト」の発表です。
1人暮らしの学生たちが、「たまにはみんなでごはんを食べたい」「地域の人とおしゃべりしたい」と始まったおうちのごはん会。地域にも学生と話したい人がいるのでは?どんな会が必要なのか?をごはん会やアンケートの実施を通して模索するプロジェクトです。(詳細はコチラ)
それぞれのスライドから、メンバー同士で深い考察を行ってきたことが感じられました。
学生からは、
「考えの深掘りの時間が長く、文字に表現するのが大変だった。」
「身近な地域のことを知るきっかけとなった。」
といった声がありました。
最後に受入先の西田さんよりお言葉をいただきました。
⑤まきどき村の農ある日常を届けるプロジェクト
最後に「まきどき村の農ある日常を届けるプロジェクト」の発表です。
西蒲区福井集落のかやぶきの家で17年間行われてきた朝ごはんの会。そんなまきどき村の活動を学生が実際に通って体験し、自身の感じたことやメンバーへのインタビューを記事にして、展示会を開催するプロジェクトです。
この発表会と同日の18日と19日に、内野の又蔵ベースで展示会を開催していました。(その様子はコチラ)
学生からは、
「消費⇔生産の関係ではない、温かい雰囲気が魅力的だった。」
「最初はしゃべって、食べてばかりで先行きが心配だったけど、そういった何気ないことが重要だった。活動を通して様々な世代、価値観の人と出会えた。」
「まずはコミュニティの一員となることの重要性を学んだ。」
といった声がありました。
最後に、受入先の唐澤さんよりお言葉をいただきました。
■ 第2部 振り返りグループワーク
第2部ではグループになり、学生が「参加したきっかけ」、「活動を通して印象的だったこと」、「本日の感想」を画用紙にまとめ、グループ内で発表しました。
その後、参加者の方と意見交換を行い、学生に向けて質問が飛び交っていました!
最後にみんなで記念撮影♪
■ おわりに
発表会終了後は、プロジェクト参加者の皆さんで懇親会を開催しました。
学生さんは、他のプロジェクトの様子は気になるけど、実際に会って話す機会はそこまで多くなかったと思うので、刺激的なお話が聞ける良い機会だったのではないでしょうか。
学生と受入団体の皆さまは時間がない中、分かりやすくまとめていただいてありがとうございました!
今回のトビラプロジェクトを通して、地域の面白さや可能性に触れた学生の皆さんが、継続して地域と関わっていくことを願っています。
渡辺(航)