移住者インタビュー

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2015年10月18日

川瀬さん「おいしい果物でみんなを笑顔に」

移住者名 川瀬 量哉(かわせ かずや)さん
移住年月 2011年5月
移住スタイル Jターン
年代 30代~40代
家族構成 妻、長男
職業 農業

移住までの経緯・概要

川瀬さん「おいしい果物でみんなを笑顔に」

生まれは岐阜県で九州の大学の農学部に進学しました。
卒業後は名古屋の会社に就職し、三重県でサラリーマンとして働いていましたが、農業への思いを捨て切れずにいました。
妻の理解もあり、働きながら就農に向けて情報収集をしたり、セミナーに参加したりするなどして数年間の準備期間を経て、妻の出身地である新潟で新規就農をすることを決めました。
2010年に新潟県の地域振興局の担当の方に相談したところ大変熱心に対応してくださり、新潟市南区にある有限会社白根グレープガーデンを紹介してもらいました。
そこで新潟市南区に移住し、2011年5月から2012年3月にかけて農業研修を受けながら、借りられる農地を探しました。
その結果、南区新飯田にまとまった農地が見つかり、2012年4月に念願の果樹農家として就農に至りました。
非農家である自分が就農できたのは、新潟市南区や県など行政の方々、土地を紹介していただき、受け入れてくださった南区のみなさんのご協力があったからこそだと思っています。

きっかけ

サラリーマン生活に特に不満があった訳ではないのですが、物足りなさを感じていました。
結婚して夫婦でいろいろと話をしているうちに、もう一度農業の夢に挑戦したいという気持ちがフツフツと湧いてきました。
自分が育てた果物をお客さんが美味しいと喜んで食べてくれたらどんなに幸せなんだろう、そんな仕事をやってみたいと。
妻の地元から送られる新潟の果物の美味しさに惹かれ、就農するならば果樹農家と考えていました。
また、妻の地元ということもあり、新潟市の様子はだいたいわかっていたので、新潟市で新規就農にチャレンジすることになり、移住をしました。

よかったこと・苦労したこと

川瀬さん「おいしい果物でみんなを笑顔に」

最初は本当にやっていけるのか不安でしたが、農業への思いと周囲の助けにより夢であった就農をすることができました。
新潟に移住してから長男が生まれ、今は長男の成長とともに農園も成長させられるようにがんばっています。非農家の人間が新規就農することは大変なことですが、家族や地域の人、農業をやっている仲間に支えられていると感じています。
ハウスのビニール張りのような共同作業をした後にみんなでお酒を飲んだりするうちに、徐々に地域に溶け込むことができました。
今は農作業の中でわからないことがあれば近所の人や仲間に聞きながらやっていて、人とのつながりを感じますね。
新潟というと、米や酒の印象が強いですが美味しい果物や野菜もたくさんあります。
これからは県外に向けてもっとPRして、新潟の美味しい果物や野菜を知ってもらい、食べてもらいたいです。

移住を検討している方へのメッセージ

移住をして、新規就農にチャレンジすることは大変なことですが、現在は農業研修の制度など受け入れ態勢は整いつつあります。
また農業者の高齢化により、新たな担い手への期待も高まっています。
自分自身はまだまだ成長途中にありますが、これからもっと技術を磨いて、新潟の果物を広めていけるようにがんばります。

川瀬さん「おいしい果物でみんなを笑顔に」

(2015年10月)

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