移住者インタビュー

移住者インタビュー
絞り込み

年代

家族構成

移住スタイル

2017年8月7日

山川さん「昔からの仲間があたたかく迎えてくれた」

移住者名 山川 博(やまかわ ひろし)さん
移住年月 2010年12月
移住スタイル Uターン
年代 50代~60代
家族構成 長男、次男
職業 飲食店勤務

移住までの経緯・概要

元々、新潟市西蒲区越前浜が出身なのでUターンという形で移住しました。大学進学のため東京に出て、卒業後はずっと都内の飲食店で働いていました。そして、結婚をし、子供たちが生まれました。しかし、都内で子供たち2人を育てながら生活していくことは、思った以上に大変なところが多かったです。仕事をして、お金を稼ぐ場所としては、東京は非常に魅力的な場所だと思いましたが、子育てや、この先の自分の人生を考えた時、必ずしも東京で暮らしていくことがベストな選択ではないと感じました。むしろ、田舎の方が気持ちの面でもゆったりできそうだし、大自然が身近な場所がいいなという気持ちもありました。そんな思いから、長男が小学校1年生になり、次男が4歳になった2010年に、私の生まれ故郷である、越前浜に移住しました。

きっかけ

具体的に移住に向けて考え、動き出すよりも、もっと前の段階から「いずれは新潟市に帰りたい」という、漠然とした思いがありました。私自身が越前浜の生まれですし、田舎ではあるけれど、のんびりとした空気や身近にある大自然の良さは、よく分かっていました。東京に住んでいた頃にも、子供たちを連れて、年に一度は帰省していたので、ふたりの子供たちも新潟市や越前浜のことは幼いながらも記憶にあったようです。そして、長男が小学生になり、これから本格的に成長していく時期になったので、環境を変えるなら今が一番いいタイミングだと考えました。なので、自分の中にずっとあった「いずれは」という気持ちを、長男の小学校入学というタイミングで実現させました。

よかったこと・苦労したこと

生まれ育った場所に戻ってきて、一番よかったのは幼なじみや、昔からの仲間が周りにたくさんいることですね。周りに仲間がいてくれるというのは、気持ちの面ですごく安心できました。私は飲食店で働いているのですが、仕事の面でも「お前の店に飲みに行くからよろしく!」と言ってくれる仲間たちがいる。それは本当にありがたいことだし、戻ってきてよかったと思うところです。また、自分の子供たちが、わたしの母校である小学校に通っているというのも、親としてはなんだか嬉しい気持ちになりました。

暮らし始めた当初は越前浜という場所柄、電車やバスという公共交通の利便性がよくないのは正直、不便に感じるところではありました。また、徒歩圏内に商店やコンビニがないため、子供たちが「ジュースが飲みたい!」と言ってもすぐに買えないのは、少し困りましたね。ですが、車さえあればその不便さは解消されますし、日々の生活で時間を重ねていくと、それが当たり前になるので今はまったく不便さを感じていません。

移住を検討している方へのメッセージ

東京と比べて、人のあたたかさや、つながりを感じられるのが新潟で暮らすことの一番の良さだと思います。私自身が越前浜の出身ですから、なおさらそう思うのかも知れませんが、「住めば都」という言葉を実感しています。近隣に移住されてきた方の声も聞きますが、自然の豊かさと人の優しさ、あたたかさはみなさん同じ意見ですね。また、東京で暮らしていた時と比べて、子供たちが素直になってきたようにも感じます。それはきっと、穏やかな時間が流れる越前浜の雰囲気や、わたしたち家族を見守ってくれる近所の方たちのあたたかさが、確実に影響していると思います。加えて、越前浜は新潟市の「移住モデル地区」になっています。移住した方と接する機会もあるので、新潟への移住を考えられている方には、一度越前浜に来ていただければと思います。

移住モデル地区についてはこちら  移住モデル地区

このページのトップへ