移住者インタビュー

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2019年2月27日

高橋さん「チームメイトとラグビーをやれるのが楽しみ」

移住者名 高橋 明(たかはし あきら)さん
移住年月 2016年9月
移住スタイル Iターン
年代 30代~40代
家族構成 妻、娘、義父、義母
職業 会社員(愛宕商事株式会社)

 

移住までの経緯・概要

私は生まれてから大学を卒業するまで、横浜で暮らしていました。大学卒業後、大手の建材メーカーに入社し、最初に配属されたのが新潟でした。社会人1年目の春、引っ越して新潟市に来るまでは、正直なところ新潟についてのイメージは米や雪くらいしかありませんでした。ですが、いざ住み始めてみたら、海が近くていいなという第一印象を持ちました。しかも、海沿いの駐車場が無料なのは驚きました。家族も友達もいない中で新潟に来たわけですが、社会人ラグビーチームに入ったこともあり、次第に新潟での生活が楽しくなっていきました。仲のいい友達もできましたし、新潟出身の妻との出会いもあり、単身赴任の2年半の間で新潟が好きになっていったのです。

勤めていた会社は全国に営業所を持っていたので、定期的に転勤が続くと思った私は、妻との結婚を機に会社を退職し、妻と地元の横浜に戻りました。そして、新たな会社で働き、ふたりで暮らしていたのですが、2016年の秋に今度は単なる仕事での赴任ではなく、移住という形で夫婦で新潟に戻ってきたのです。その後娘が生まれ、今は妻の両親と5人で暮らしています。

きっかけ

新潟で妻と出会い、結婚を意識するようになった時に、この先ずっと転勤を繰り返すのはきついと思ったので、その会社を辞めて横浜で新たな仕事を見つけて結婚生活を送りたいと考えました。当たり前ですけど、横浜には家族もいるし、友達もいる。そこに好きな人を連れてきて暮らしたいと考えたのです。2012年に横浜に戻り、4年ほどふたりで暮らしました。ですが、横浜で暮らす中で将来のことを視野に入れ、互いの家族のことを中心に私と妻で話し合いを重ねました。結果、私は単身で暮らしていた時の経験から、のびのびとした空気感と喧噪のない環境が忘れられなくて、新潟で暮らしたいと思い、妻もそれに賛同してくれたのです。

私は地元の横浜が好きでしたし、就職して新潟に来るまでは、できることならずっと横浜にいたいと思っていました。もし転勤がなければ、新潟のような地方都市の生活を知ることもなかったでしょうし、ましてや住みたいと思うこともなかったと思います。

よかったこと・苦労したこと

当初はアパートを借りていたのですが、現在は妻の実家に入り、私はマスオさんの形で家族5人で暮らしています。妻の両親がいてくれることがありがたく、それに甘えてしまっています(笑)。仕事で私の帰りが遅くなっても妻と娘がふたりきりではないし、それは何よりの安心感です。マリンピア日本海いくとぴあ食花こども創造センターなど、娘と安心して遊べる場所が豊富にあるのもいいですね。

また、私は社会人ラグビーのクラブチーム『ラガービアーズ』に所属しているのですが、チームメイトとラグビーをやれるのがオフの日の楽しみです。10代から60代まで幅広い年齢のメンバーがいるんですけど、年上の方たちを見習って、自分も生涯現役でラグビーを続けていきたいと思っています。

苦労した点は、昨年の冬に雪かきをしていた時に、ギックリ腰になったことです。幸い、数日で治ったのですが、痛かったです(笑)。ですが、雪かきは雪国特有のコミュニケーションだと感じました。近所の方や職場の方と一緒に雪かきをしたり、スタックしたクルマをみんなで助けたり、助けられたり――。雪国ならではの人と人のつながりを感じますし、心があたたかくなりますよね。

移住を検討している方へのメッセージ

妻と新潟への移住を話し合った時に、一番大事にしたのが私の仕事でした。移住したい気持ちが固まっても、思い通りの仕事が見つからなかったら、見つかるまで移住しないと固く心に決めていました。仕事は何より大事ですし、私は転職サイトや転職エージェントを使い、自分の条件に合う企業を探しました。私自身、なかなかすぐに希望の条件を満たす仕事には巡り合えませんでしたが、根気よく探した結果、今の会社と巡り合うことができました。独身であれば、ある程度何とかなる部分もあるかと思いますが、結婚をして子どもがいたりする状況だと、何より収入面が大事になります。なので、移住した先での仕事が希望通りになるかどうかを見極めてから、移住に踏み切るのがよいと思います。

首都圏と違い、新潟には穏やかな空気とおいしい食べ物が待っています。そして、都内に比べたら圧倒的に広い家に住むこともできますし、クルマも持てて人ごみのないところでのびのびとした暮らしができます。移住を考えているみなさん、新潟に来ない手はないですよ!

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