移住者インタビュー

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2022年11月30日

仕事とプライベートの両方が充実できる、街と自然が調和した「ちょうどいい」場所。

移住者名 近野 義人(こんの よしと)さん
移住年月 2021年4月
移住スタイル Iターン
年代 50代~60代
家族構成 単身
職業 新潟アルビレックスランニングクラブ コーチングスタッフ

概要

私は新潟アルビレックスランニングクラブのコーチングスタッフとして、各種大会やイベントの企画・運営をはじめ、管理業務や季節に応じた事務作業、ジュニアスクールでの陸上競技全般の指導を行なっています。ジュニアスクールでは新潟市と小千谷市を拠点にして、小学生から中学生たちの練習を担当。ほかにも、実業団の駅伝チームや高校生の強化練習会などの指導にも携わっています。子どもたちに陸上競技を楽しいと思ってもらえるように、選手たちが大きな大会で活躍できるように尽力しています。

生まれは千葉県船橋市で、大学までを地元で過ごしました。陸上競技の中距離種目に励む学生時代を送り、全国大会出場や日本陸上競技選手権大会800mの部で優勝を果たすなど、全力で取り組んできました。大学では運動全般について学び、卒業後は実業団に所属。その後、自分の経験と知識をいかして、トレーナーやコーチ業をしていました。そんな中、新潟アルビレックスランニングクラブの大野社長と出会ったことをきっかけに新潟への移住を考えるようになったのです。

移住したきっかけ

中学時代から陸上競技に熱中し、大学卒業後も実業団に入って中距離種目を専門に続けてきました。1994年のアジア大会の日本代表にも選ばれ、5位の成績を収めることができました。ですが、ケガを負って引退を余儀なくすることに…。そこから選手を支える側としての第一歩が始まったのです。スポーツクラブのトレーナーやアメリカへのコーチ留学、母校の順天堂大学陸上部の中距離指導を経験し、2014年にランニング事業を手掛ける東京の会社に就職しました。この業界でコツコツとキャリアを積んできました。しかし、コロナ禍によって活動に制限がかかり、働き方を見直すようになったのです。そんな時、以前から仕事でお付き合いがあった新潟アルビレックスランニングクラブの大野社長の経営力や自分にはないものを学びたいと考えました。また、陸上競技・ランニング事業で成功・継続させている実績のある企業なので、ここで働きたいと思い、新潟に移住することを決意。私自身、学生時代に切磋琢磨した新潟出身者の友人が多かったことや大会などで度々訪れていたこともあり、以前から身近に感じていた場所でした。新潟で暮らす友人たちとは今でも会う仲です(笑)。

新潟へ移住してよかったこと・苦労したこと

私の地元は高い建物が多いので、新潟に来て空がとても広く感じました。空と言ったら、小針浜で見る夕日と遠くに見える佐渡島とのコントラストが美しいんです。移住した2021年は新しい環境に慣れることで精一杯だったので、これからはドライブや温泉を楽しんでみたいと思います。食べ物もおいしくて、お米はもちろん、そばや長岡生姜醤油ラーメン、タレカツ丼のおいしさには感動。また、魚介類の鮮度にも驚きました。逆に大変なことは雪が多いことと風が強いことです。冬のクルマの運転は慣れない雪道をかなりゆっくりと走行しているので「遅くてすみません…」と思いながらも安全運転に徹しています(笑)。それでもなんだかんだ雪を楽しんでいる感覚もあります。それと、私は星を見るのが好きなのですが、ある時に仕事で行った小千谷市で見た美しい星空はとても感動的で、忘れられない景色です。

新潟へ移住を検討している方へのメッセージ

新潟市は程よく都会でありながら、海が近く、山も行こうと思えば気軽に行ける距離にあるので、便利さと自然がちょうどいいと感じます。にぎやかな街に住みながら、休日は自然を楽しみたいアウトドア派の人にもオススメです。また、関東に比べて物価が安く、経済的にもゆとりができるので、行動の幅も広がると思います。それと、基本的にクルマ移動なので気軽にいろんなところに行けるようになり、クルマを持つ楽しさを知りました。季節や時間で変わりゆく景色も面白く、時々クルマを停めて眺めています。アクティブなドライブが好きな人にとっても、よりよいカーライフを送れる場所になるでしょう。今は「私の趣味は仕事」と言えるほど仕事に熱中している日々ですが、それはつまり好きなことに傾倒できているということなので、日々の暮らしに充実感があります。私のように働くことをきっかけに新潟への移住を考えている人は、ぜひ前向きに考えてみてください。仕事に満足感を持ちながら、プライベートではさまざまなリフレッシュが可能。そんな生き方ができる場所です。

新潟アルビレックスランニングクラブのホームページ

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