移住者インタビュー

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2017年8月28日

吉田さん「自分らしい人生を考えた結果が新潟市だった」

移住者名 吉田 香那子(よしだ かなこ)さん
移住年月 2014年2月
移住スタイル Iターン
年代 30代~40代
家族構成
職業 KOUGI 木育インストラクター

移住までの経緯・概要

私は、新潟に移住するまでずっと地元の滋賀県で過ごしてきました。大学は京都にある大学に通っており、卒業後は地元の企業でOLとして働いていましたが、就職して数年が経ち、30歳になった頃、「このままでいいのかな?」と思うようになったんです。正確には、それ以前からぼんやりと“移住”という言葉が頭にあったのは事実ですし、サーフィンが趣味だったので、海のない滋賀県よりも、海がある場所で暮らしてみたいという気持ちも少なからずありました。それで、サーフィンをするために、知り合いのいる糸魚川に来たのが、新潟県との初めての出会いでした。海もあるし、冬はスノーボードができる山にもすぐに行けるし、すごくいい場所だと感じるようになったんです。ちょうど、仕事の面でも当時の職場でやり切った感もあったので、移住を視野に入れて糸魚川で仕事探しを始めました。けれど、希望の仕事が見つからなかったんですね。でも、その頃に新潟市出身の夫と出会い、付き合い始めたこともあって、新潟市にも遊びに行くようになったんです。それで少し枠を広げて、新潟市も移住先として視野に入れて仕事探しをした結果、よい仕事に巡りあえて、新潟市で暮らし始めました。

きっかけ

サーフィンが趣味の私にとって、新潟市はワークライフバランスがよい場所だと思えたことが大きかったです。そして、街もわたしの地元の滋賀県大津市と重なるところがあると感じていました。ほどよく都会で、ほどよく自然も豊か。この環境は大きなきっかけになりました。そして、人との出会いというのも、大きいですね。わたしがサーフィンで糸魚川を訪れるようになった頃、たまたま大阪からIターンで糸魚川に移住された木工家の方と出会ったんです。木を使った小物をハンドメイドで作っている方なんですが、ある時その方が上越市でイベント出店をするということで、わたしがそのお手伝いをしたことがあったんです。そのことがきっかけで、同じく出店していた夫と出会うことができました。それに新潟市で仕事を決める時、住む部屋を借りる時にも、とても親身になってくれる人とのいい出会いがあったからこそ、新潟市に移住することができたと思っています。新潟で出会う人はみんないい人ばかりですし、当時の私には必要な方たちばかりだったと思います。

よかったこと・苦労したこと

本当に住みやすいし、とても居心地がいいです。新潟の方は、外から来た私のことを快く迎えてくれる人ばかりだし、みんなが温かく見守ってくれます。近所の人たちも、仕事で出会う人も、サーフィンで出会う人も、みんな優しい方ばかり。それは大きな実感としてありますし、移住してよかったことです。毎日の生活の面でも食料品などの物価が安いのは、結婚したばかりの私たちにとって、ありがたいことです。

逆に苦労した点は、極度にクルマに頼ってしまうという生活スタイルですね。私たちが住んでいる東区の木工新町はバスや電車の便があまりよくないので、そこは不便さを感じるところです。移住してから3年が経って、気が緩んだのが原因だった思うんですけど(笑)、今年の冬に凍った道路でクルマをぶつけてしまいました。もう一度気を引き締めて、安全運転を心がけなきゃいけないですね!

移住を検討している方へのメッセージ

平均所得だけを見たら新潟県は決して高くないですけど、家賃や物価は安いし、経済的な面を見ても、とても暮らしやすいところです。だから、自分らしい暮らしをしたい方にとってはおすすめですね。日本海側ですから、天気が悪い日が多いのは仕方ない。けれど、新潟市は冬もそれほど雪は降らないし、何メートルも積もるわけじゃないですからね。

ほどよく都会で、ほどよく自然があるのが新潟市の大きな魅力だと思いますし、街全体がコンパクトなのも私は好きです。言うなれば、私が思う住みやすさ全国ランキングの中で、新潟市は間違いなくトップクラスです(笑)!私のようにサーフィンやスノーボードが好きな人には、ぜひおすすめしたいし、本当の意味で豊かな暮らしと人生が待っている場所です。

吉田さんの手がけた木製雑貨

 

吉田さんが手がける木製雑貨についてはこちら  KOUGI

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