移住者インタビュー

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2017年4月11日

川畑さん「すでに私のホームです」

移住者名 川畑 高一(かわばた たかひと)さん
移住年月 2016年10月
移住スタイル Iターン
年代 30代~40代
家族構成 妻,長男,長女,次男
職業 税理士

移住までの経緯・概要

以前、製薬会社の営業職として働いていた頃に配属先が新潟になり、3年ほど新潟市に住んでいました。その後、東京での別の仕事を経て、地元の神戸に戻ったんです。それから新潟で出会った妻と結婚して、子ども達が生まれました。いくつかの仕事を経験するなかで、仕事を通じて人の役に立ちたい、いずれは自分で独立したいと思うようになり、27歳の時に税理士を目指して会計事務所に就職すると同時に、資格取得に向けた勉強を始めたんです。その後、数年間この業界で仕事をしながら資格取得のため大学院に通い、2016年に税理士資格を取得しました。それで、税理士として開業するため税理士会へ登録するタイミングで、妻の実家のある新潟市に家族5人で移住しました。

きっかけ

最初のきっかけは、神戸に住んでいた頃に妻が「できれば実家の近くに戻りたい」と言ったことですね。妻にとって知らない土地で3人の子どもを育てるのはとても大変なことでした。私は私で会計事務所で働きながら、資格取得のための勉強をしていたし、加えて父が営む空手道場の手伝いもしていたんです。そのような状況だったので、私はなかなか子育てに関わることができず、妻の負担は相当大きいものになっていました。

これから先の家族の生活を考えた時、妻の両親が近くに居て、かつ自然豊かな環境の中で暮らす方がいいなと思ったんです。ありがたいことに、空手道場の経営は叔父が引き継いでくれることになり、税理士として歩み出す準備もちょうど整った時だったので「今しかない!」ということで、思い切って新潟市に来ました。いろんなタイミングが重なり、その時の勢いで動いたというのも大きいです。2016年2月頃から新潟への移住を考え始め、10月に引越してきたので、一気に決めたという感覚でした。

よかったこと・苦労したこと

出身が関西なので、当然ですが普通に喋ると関西弁が出ます(笑)。それが受け入れてもらえるかどうか、少し心配していたんです。けれど、すぐにその不安はなくなりました。迎えてくれる新潟の人があったかくて。それが何よりよかったですね。税理士会の集まりに出席しても「よく新潟に来たね」と歓迎してもらえたし、地元の豊栄商工会でも快く仲間に入れていただきました。地域の子供会では、わざわざ私達家族の歓迎会を開いてくれたりと、みなさん本当に優しくしてくれて感謝の気持ちでいっぱいです。周りの方が色々と助けてくれるので、住み始めてまだ半年ですけど、すでに自分のホームという感覚です(笑)。

ただ、冬の変わりやすい天気と雪だけは困りますね。魚沼や十日町方面と比べれば少ないものの、そもそも雪が降る冬の経験があまりないので、まだ慣れないですね。先日雪が降った時に、たまたま消雪パイプ(※地下水をポンプで汲み上げ、路面に散水して雪を溶かすための施設)が壊れてしまっていて・・・事務所前の雪かきが大変でした。個人で開業したばかりでやらなければならない事がたくさんある中で、雪かきに時間を取られるのは正直辛い(苦笑)。ですが子ども達は、もう大はしゃぎですよ。休日には一緒にかまくらを作りました。

 

移住を検討している方へのメッセージ

実際に住んでみると、人のあたたかさや豊かな自然など元々新潟が持っている魅力に気づくことが多いです。それと、小さな子ども達を持つ私達には、クルマ社会の新潟が逆にすごくラクなんです。子供たち3人を連れて出掛けるとなると、電車や徒歩での移動は本当に子ども達たちから目が離せない。でも、クルマだと家族全員を詰め込んで一気に移動ができる(笑)。子育て世代には、とても住みやすい場所だと思います。食のレベルの高さも「来てよかった」と思える大きな魅力ですよ。お米や野菜もおいしいですけど、ラーメンが本当においしくて、すぐ大好きになりました。

僕のように関西出身だと“新潟”と聞いただけで、雪や田舎などマイナスなイメージが先に浮かぶ方もいるかと思うんです。でも、新潟市にはそれを超える魅力が必ずあるので、飛び込んで来てください!

川畑高一税理士事務所のウェブサイトはこちら

http://kawabatax.com/

 

(2017年3月)

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