移住者インタビュー

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2017年10月20日

白井さん「多拠点生活の候補として、新潟市はおすすめ」

移住者名 白井 宗一郎(しらい そういちろう)さん
移住年月 2016年11月
移住スタイル Uターン
年代 30代~40代
家族構成 独身
職業 会社員

移住までの経緯・概要

新潟市出身ですが、大学への進学を機に東京に行き、卒業後もそのまま都内で就職をしました。最初は建設業界でコンサルタントの仕事をしていたのですが30歳の時に転職をしました。学生時代からサッカーが好きだったこともあり、スポーツに関わる仕事をしたいという思いもあったので、サッカースタジアムやゴルフ場の芝を扱う会社に入社し、営業マンになりました。仕事はすごく順調にやれていたし、故郷である新潟でもサッカー練習場の芝を張り替える仕事に携わったこともありました。そんなビジネスマン人生を過ごしてきたなかで30歳の後半になった頃から徐々に「新潟に帰りたい」という思いが湧いてきたんです。そこで、新潟での求人を探していたところ、レンタルオフィスを主な業務とする外資系企業が新潟進出にあたり、マネージャー職を募集していました。年齢的な面も考えると「今しかない」と思ったので、前職を辞め、その会社の採用試験を受けたところ内定をいただきました。それで2016年11月に故郷である新潟市にUターンしたんです。

きっかけ

新潟に戻る直前は、仕事の都合で埼玉県の北本市に住んでいたんですけど、その頃から今も一緒に暮らしている彼女がいます。彼女も私と同じく新潟市の出身で、中学校の同級生なんです。やはり、お互い新潟市が故郷ですから、離れた場所で暮らしていると、新潟を思い出すことも多いし、地元のことが話題になったりもします。次第に二人とも「地元に帰りたいよね」という気持ちが高まっていったのが、大きなきっかけとしてありました。正直なところ、私の父親からは「仕事も順調なんだし、わざわざ新潟に帰って来なくてもいいのでは」と言われたこともありました。けれど、私も彼女も、ともに両親が健在だったので、逆に元気なうちに親の近くに帰って、一緒に過ごす時間を作りたいというのも、お互いの気持ちとしてあったんです。なので、私自身と同郷のパートナーの意志で、生まれ故郷に戻ってきました。

よかったこと・苦労したこと

前述の通り、新潟市に戻る前に住んでいたのが北本市(猛暑で知られる熊谷市近隣)だったので、夏の過ごしやすさは比較にならないです(笑)。そして、毎日の生活の中で感じるのは「食」のレベルの高さですね。何を食べてもおいしいし、食生活に関してはとても豊かになったと感じています。趣味の面では、新潟にはいいゴルフ場が多いし、山や海も近い。クルマで少し走れば、すぐにいろんなアクティビティが楽しめる環境があるのはいいですね。あとは、地方都市ならではの、ゆったりとした空気感がとても心地よいです。ビジネス面では、逆にもっとスピード感や貪欲さがあってもいいのではと思いますけど(笑)、ワークライフバランスはとてもよい感じで生活できています。折に触れて帰省していましたけど、新潟市で暮らすのは20数年ぶりなので、古町がかなり寂しくなっていたり、街の変化に驚くことや、今になって初めて知ることも多いですけど、そこも含めて楽しいことばかりです。新潟は人のあたたかさをとても感じるし、休日にはまちあるきのイベントに参加したり、ビジネス面では私自身が異業種交流会を企画・運営したりすることで、新たな人との貴重な出会いも多く生まれています。

白井さんが企画・運営する異業種交流会

移住を検討している方へのメッセージ

私は今、新潟市にUターンをして新潟に軸足を置いて生活しています。仕事の面では、新潟に戻ってくるきっかけになったレンタルオフィスの会社から、また別の中国系の会社に移ったんですけど、当然新潟だけでなく東京で仕事をすることもあれば、本社のある中国に出張に行くこともあるわけです。そういう意味では、新潟市にいながらグローバルに仕事ができている。これからの時代は1拠点から2拠点、そしてさらに多拠点でビジネスをして、生活をするというスタイルが当たり前になってくると思うんです。そういった点においても、新潟市というのはすごくいい場所だと感じています。新幹線を使えば2時間足らずで、日本の首都に行ける場所だし、生活もしやすい。ほどよく都会で、ほどよく自然があって快適に暮らせる場所だし、ほかにはなかなかないはずです。新潟市役所では「HAPPYターン相談会」などの移住に関するイベントを開催しているので、ぜひ気軽に参加してみてほしいです。その中で、これからの時代に必ず訪れるであろう、多拠点生活のひとつの場所として、新潟市を候補にしてもらえたら嬉しいですし、本当におすすめできる場所だと思います。

 

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