移住者インタビュー

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2017年2月27日

安在さん「NGT48を地元で応援しながら仕事も頑張る!」

移住者名 安在 雄祐(あんざい ゆうすけ)さん
移住年月 2016年9月
移住スタイル Iターン
年代 30代~40代
家族構成 単身
職業 会社員

移住までの経緯・概要

私は北海道の札幌市出身ですが、数年前から他の土地へ移住することを漠然と考えていました。その候補地としていたのが、福岡県と新潟県でした。そんな折、新潟ではアイドルグループのNGT48が結成され、2016年の1月にはNGT48劇場ができました。私はNGT48のファンになって、劇場がオープンしてからは北海道から新潟市までライブを観に行くようになりました。それで2度、3度と新潟市に足を運ぶたびに「住みやすそうな場所だな」と思うようになり、新潟市への移住を決意しました。ただ、移住するにも仕事がなければ無理なので、2016年5月に新潟県が運営する移住サポート制度である【新潟県U・Iターンコンシェルジュ】に登録をしました。そこでは、自分の希望する条件に合った新潟県内での仕事を探してくれたり、住む場所の相談にのってくれたりと、さまざまな面で移住に関するサポートをしてもらいました。結果、今わたしが勤務している新潟中央水産市場株式会社を紹介していただき、2016年9月に新潟市に移住することができました。

きっかけ

NGT48の存在は、新潟市への移住を決める何より大きなきっかけになりました。新潟市に来るまでは、自分の中でもっと田舎のイメージがあったんですが、実際に来てみたら新潟駅周辺の中心部はすごく賑わっているし、街のスケールも大きくて楽しそうな印象を持ちました。それと、空港もあるし新幹線もあるので、県外へのアクセスのよさもポイントになりました。NGT48もホームの新潟だけでなく、東京でライブをしたり握手会があったりするので、新幹線に2時間乗るだけで東京に行けるという距離感は重要なポイントです。もし、九州に住んでいたら東京に行くのはものすごく大変ですから(笑)。

そして、新潟の食文化の豊かさも決め手のひとつになりました。初めてタレかつ丼を食べた時の衝撃的なうまさは、今でも忘れないですね。移住した後、一時期、週に二度は食べるほど、タレかつ丼には魅せられてしまいました(笑)。

よかったこと・苦労したこと

NGT48の近くに来られたのは何より嬉しいことです。そして、アクセス面で東京に近いというのもよいですね。上越新幹線に乗れば2時間で東京に出られるのでライブに行ったり、友人に会い行ったりするにも便利な場所だと思います。NGT48の楽曲に『Maxとき315号』という上越新幹線の名前をタイトルにした曲がありますが、今年の1月に行われたAKBグループのリクエストアワーでこの曲が1位に選ばれました!NGT48のホームである新潟市でその瞬間を味わうことができて、本当に嬉しかったです。

タレかつ丼だけでなく、おいしい魚を食べられるようになったのもよかったことです。鮮魚を扱う仕事をしていることもあって安くて新鮮な魚介類が手に入りますからね。北海道にはない、新潟ならではの魚も色々あって、みんな本当においしい!これも新潟市に移住してこの仕事に就いたおかげですね。スープカレーが食べられるお店があまりなくて、たまに恋しくなりますが(笑)。

初めは知り合いがいなかったり、買い物する場所もわからず苦労したこともありましたが、友達もでき、新しい生活にもすぐに慣れました。

移住を検討している方へのメッセージ

移住を考え始めた時、心強かったのが【新潟県U・Iターンコンシェルジュ】という制度でした。ウェブサイトで登録するだけで、移住に関してのサポートを受けることができます。私の場合は仕事探しの面で、NGT48のライブを観に行けるよう夕方5時までに終わる業務で、なおかつNGT48劇場のある万代シテイまで30分程度で行ける勤務地という希望を出したんですけど、コンシェルジュのおかげで希望通りの条件で今の仕事を見つけることができました。また、仕事探しは移住する前段階で働きながらやらなければならない場合が多いと思いますが、北海道にいる私に代わって、就職先の会社と採用の打ち合わせなどを行ってくれたのは助かりました。この制度がなければ今の仕事を見つけることはできなかったと思いますし、他にも補助金の紹介や住まい探しも手伝ってくれるので、とてもありがたい存在でした。「新潟市に住んでみたい」という気持ちのある方は、迷わず登録することをおすすめします。仕事、住居、交通面など、移住にはたくさん考えることがありますけど、全部をひとりで抱え込まないで、コンシェルジュ制度をはじめ行政機関を活用するのがよいと思います。

 

新潟県U・Iターンコンシェルジュ

(2017年2月)

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